2026年5月の二十四節気と選日(せんじつ)です。選日とは、暦注上において干支の組合せによってその日の吉凶を占うものであり、六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外の物の総称です。擇日(たくじつ)・撰日・雑注ともいい、吉凶を判断するための特殊な性格の日柄です。
二十四節気
5月5日(火) 立夏
夏のはじまりを告げる「立夏」とは?
「もう夏?」と思わず感じてしまう、空気が少し輝いてみえる5月の始まり。実はその感覚、暦の上ではきちんと説明がつきます。それが、二十四節気の「立夏(りっか)」です。
二十四節気とは、一年を24の季節に細かく分けた暦のしくみで、古代中国から日本に伝わりました。立夏はその7番目にあたり、「夏の気配が立ち上がってくる時期」という意味を持ちます。春分と夏至のちょうど中間に位置し、暦のうえで夏が正式に始まる日です。2026年の立夏は5月5日、こどもの日と同じ日に訪れます。この日から次の節気「小満」が始まる5月21日頃までの約15日間を「立夏の時期」と呼びます。
立夏の頃、自然はどんな様子でしょうか。七十二候と呼ばれる細かな区分によると、初候(5月5日頃)には田んぼでカエルが鳴き始め、次候(5月11日頃)にはミミズが土から顔を出し、末候(5月16日頃)にはタケノコが地面を押し上げてきます。藤やツツジが咲き誇り、目に映る緑はいっそう鮮やかに。初鰹や空豆、いちごなど、みずみずしい旬の食材も食卓を彩ります。
暦を意識して暮らすと、同じ5月の空気でも少し違って感じられます。立夏の日には、窓を開けて風を通し、旬の食材を手に取ってみましょう。日本の四季が、暮らしの中でそっと豊かさを教えてくれます。
5月21日(木) 小満
二十四節気「小満」とは?意味や花・食べ物まで
「小満(しょうまん)」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。日本の伝統的な暦である二十四節気のひとつで、2026年の小満は5月21日にあたります。立夏から数えて約15日後、次の「芒種(ぼうしゅ)」の6月6日頃までの期間を指します。
二十四節気とは、一年を24等分して季節の移り変わりを表したものです。春分・夏至・秋分・冬至などと同じ仲間であり、江戸時代から農作業や日常生活の目安として親しまれてきました。
では、「小満」にはどのような意味があるのでしょうか。江戸時代に発行された暦便覧には「万物盈満すれば草木枝葉繁る(ばんぶつえいまんすればくさきえだはしげる)」という言葉があります。「盈満(えいまん)」とは物事が満ちあふれるという意味で、夏の力強いエネルギーが草木の一本一本にまで行き渡り始める時期を表しています。また、麦が無事に実ったことにほっとして「小さく満足する」という由来もあり、自然の恵みへの感謝が込められた節気です。
この時期の自然を細かく分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」では、蚕が桑の葉を食べて育つ「蚕起きて桑を食う」、紅花の花が畑一面に広がる「紅花栄う」、そして麦が熟して収穫期を迎える「麦秋至る」という三段階で季節の変化を表現しています。
小満の頃に咲く花としては、「卯の花」とも呼ばれる白いウツギ、染料にも使われる鮮やかなベニバナ、そして日陰にひっそりと咲くドクダミが代表的です。また、この季節の旬の食べ物としては、そらまめ・びわ・キス(白身魚)などが挙げられます。
暦の上では、ちょうど梅雨入りの時期とも重なります。しっとりとした雨の季節を前に、大地と植物がぐんと力を蓄える小満の節気。2026年は5月21日からの約2週間、旬の食べ物を味わいながら、自然の豊かさをゆっくり感じてみてはいかがでしょうか。
選日
吉日
5月2日(土) 一粒万倍日
5月4日(月) 天赦日
5月5日(火) 一粒万倍日
5月6日(水) 一粒万倍日
5月17日(日) 一粒万倍日
5月18日(月) 一粒万倍日
5月20日(水) 天赦日
5月29日(金) 一粒万倍日
5月30日(土) 一粒万倍日
凶日
5月3日(日) 不成就日
5月11日(月) 不成就日
5月13日(水) 三隣亡
5月20日(水) 不成就日
5月25日(月) 三隣亡
5月28日(木) 不成就日
