2026年3月の二十四節気と選日(せんじつ)です。選日とは、暦注上において干支の組合せによってその日の吉凶を占うものであり、六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外の物の総称です。擇日(たくじつ)・撰日・雑注ともいい、吉凶を判断するための特殊な性格の日柄です。
二十四節気
3月5日(木) 啓蟄
2026年の「啓蟄」とは?春の訪れを告げる二十四節気を知ろう
2026年3月5日(木)は、二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」です。この日から3月19日までの約15日間が啓蟄の時期となります。二十四節気とは、太陽の動きをもとに一年を24等分した季節の区分で、啓蟄は立春から数えて3番目の春の節気にあたります。
啓蟄という言葉には深い意味があります。「啓」は「開く・開放する」、「蟄」は「土の中で冬ごもりをしている虫」を意味し、冬の間土の中で眠っていた虫たちが春の暖かさを感じて地上に出てくる時期を表しています。虫といっても、昔は蛇や蛙なども含まれており、冬眠する生き物全般が活動を始める季節なのです。
啓蟄の時期は、七十二候でさらに細かく分けられています。初候は「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」、次候は「桃始笑(ももはじめてさく)」、末候は「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」と、春の訪れを感じられる表現が並びます。また、この時期に鳴る雷は「虫出しの雷」と呼ばれ、虫たちの目覚ましとされています。
啓蟄の頃には、筍や蕗の薹、ワラビ、菜の花といった春の山菜が旬を迎えます。これらの苦味には冬の間にたまった老廃物を排出する効果があるとされ、「春は苦いものを食べよ」という昔からの知恵が受け継がれています。2026年の啓蟄には、旬の食材を味わいながら春の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。
3月20日(金) 春分
2026年の春分とは?春のお彼岸と旬の味覚で楽しむ季節の変わり目
2026年の春分の日は3月20日(金)です。春分は二十四節気の4番目にあたる節気で、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日として知られています。この時期から清明(4月5日頃)までの約15日間が春分の期間となり、本格的な春の訪れを感じられる季節です。
春分の日は国民の祝日として「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日と定められています。また、春分を中日として前後3日間、つまり3月17日から3月23日までは春のお彼岸にあたり、お墓参りをして先祖を供養する習慣があります。この時期にはぼたもちをお供えするのが伝統的な風習です。
春分の頃は、七十二候では「雀始巣(すずめはじめてすくう)」「桜始開(さくらはじめてひらく)」「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」と表現され、雀が巣作りを始め、桜が咲き始め、春雷が鳴り始める時期とされています。旬の食材には菜の花、フキノトウ、ウド、桜エビ、ホタルイカなどがあり、春の味覚を楽しめます。
この時期は花見やピクニックに出かけたり、春の食材を使った料理を味わったり、桜やモクレン、タンポポなどの花々を愛でるのに最適な季節です。自然の変化を感じながら、春の訪れを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
選日
吉日
3月4日(水) 一粒万倍日
3月5日(木) 天赦日
3月5日(木) 一粒万倍日
3月12日(木) 一粒万倍日
3月17日(火) 一粒万倍日
3月24日(火) 一粒万倍日
3月29日(日) 一粒万倍日
凶日
3月2日(月) 三隣亡
3月5日(木) 三隣亡
3月7日(土) 不成就日
3月15日(日) 不成就日
3月17日(火) 三隣亡
3月20日(金) 不成就日
3月28日(土) 不成就日
3月29日(日) 三隣亡
