開運

5月の暦

2024年5月の二十四節気と選日(せんじつ)です。選日とは、暦注上において干支の組合せによってその日の吉凶を占うものであり、六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外の物の総称です。擇日(たくじつ)・撰日・雑注ともいい、吉凶を判断するための特殊な性格の日柄です。

二十四節気

5月5日(日) 立夏

立夏(りっか)は、二十四節気の一つで、夏の始まりを告げる節気です。毎年5月5日頃に当たり、この時期は春から夏への移行を象徴し、自然界の活動がより活発になる時期です。立夏の名前は、「夏が立つ」つまり夏が始まることを意味しており、暖かさが増し、植物の成長が加速する季節の変わり目を表します。

この時期は、農業にとっても重要な時期であり、田植えや夏野菜の植え付けなど、農作業が本格化します。自然界では、緑が一層濃くなり、花々が次々と咲き誇る美しい季節です。また、動物たちも活動的になり、新緑の中での生活が始まります。

立夏を迎えると、気候も明らかに変わり、日中の気温が高くなり始めます。この変化は、人々の生活にも影響を与え、衣替えや食生活の変化など、季節の移り変わりに合わせた生活様式の調整が行われます。例えば、食べ物では、暑さに負けない身体を作るために、栄養価の高い食品が選ばれるようになります。

中国や日本を含む東アジア諸国では、立夏は伝統的に季節の変わり目として祝われ、様々な風習や祭事が行われます。例えば、日本では端午の節句が立夏の頃にあり、健康と長寿を願う行事が行われます。

立夏は、自然の周期と人間社会の密接な関係を示す節気であり、夏の訪れと共に新たな季節が始まることを祝う意味を持っています。この時期は、自然の豊かさと生命力を最も感じられる時期の一つとして、多くの人々に大切にされています。


5月20日(月) 小満

小満(しょうまん)は、二十四節気の一つで、毎年5月21日頃にあたります。この節気は、「万物が次第に満ちてくる」時期を意味し、夏の成長期の始まりを告げる重要な節気です。小満の頃は、自然界において植物の生長が著しく、緑がより一層濃くなります。この時期、田畑は生い茂り、夏の野菜が育ち始めるなど、農作物にとっても成長の重要な段階に入ります。

小満を迎えると、気温はさらに上昇し、初夏の暑さを感じる日も増えてきます。このため、人々は生活様式を夏向けに調整し始め、衣食住においても夏の準備が進められます。食事では、体を冷やし、暑さに対抗する食材が好まれるようになり、生活習慣も夏の気候に適応したものへと変わっていきます。

自然界では、この時期が最も生命力に満ちあふれる時とされ、動植物の活動が非常に活発になります。鳥の鳴き声が賑やかになり、多くの花が開花し、自然の中で生きる生物たちの繁栄が見られる時期です。また、この時期には、種から芽生えた作物が成長を続け、収穫に向けての大切な時期にもなります。

東アジアの国々では、小満は季節の変化を感じる重要な節気として、古くから親しまれてきました。特に農業社会においては、この時期が作物の成長にとって大切な時期であると同時に、夏の農作業の準備を行う時期でもあります。小満は、自然の恵みを最大限に享受し、夏の豊かな生命活動が始まる時期として、多くの人々に重要視されています。

選日

吉日
5月3日(金) 一粒万倍日
5月15日(水) 一粒万倍日
5月16日(木) 一粒万倍日
5月27日(月) 一粒万倍日
5月28日(火) 一粒万倍日
5月30日(木) 天赦日

凶日
5月3日(金) 不成就日
5月11日(土) 三隣亡
5月11日(土) 不成就日
5月19日(日) 不成就日
5月23日(木) 三隣亡
5月27日(月) 不成就日

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