開運

7月の暦

2025年7月の二十四節気と選日(せんじつ)です。選日とは、暦注上において干支の組合せによってその日の吉凶を占うものであり、六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外の物の総称です。擇日(たくじつ)・撰日・雑注ともいい、吉凶を判断するための特殊な性格の日柄です。

二十四節気

7月7日(月) 小暑

二十四節気の「小暑(しょうしょ)」は毎年7月6日〜8日頃(新暦)で、本格的な夏の暑さが始まる時期を指します。梅雨明けが近づき、日に日に気温が上がるため「暑中」の期間に入り、暑中見舞いを送り始める目安ともなっています。この時期は高温多湿で、体力が奪われやすくなりますが、同時に蝉が鳴き始め、ハスの花が咲くなど、夏の訪れを五感で感じる季節でもあります。

小暑には、身体を整えるために栄養価の高い食材を摂る習慣があります。うなぎや梅干しなど、夏バテ予防になる食べ物が好まれます。また、七夕の行事とも時期が近いですが、地域によって七夕の祝い方や日にちが異なり、旧暦の七夕(8月中旬〜下旬頃)を祝う地域もあります。農家にとっては本格的な田の草取りなど夏の農作業が活発化する忙しい時期であり、人々が季節の変化を生活の中で強く意識する節目です。


7月22日(火) 大暑

二十四節気の一つである「大暑(たいしょ)」は、毎年7月23日頃に始まり、次の節気である立秋(8月7日頃)までの約15日間を指します。文字通り、一年で最も暑さが厳しくなる時期であり、梅雨明け後の強い日差しと共に気温がピークを迎えます。また、湿度も高く蒸し暑いため、夏バテや熱中症対策が特に重要になる時期です。

昔からこの時期には、うなぎや梅干し、きゅうりなど、夏の暑さを乗り切るための滋養強壮に優れた食べ物が積極的に食べられてきました。特に夏の「土用の丑の日」(立秋前の土用期間の丑の日)にうなぎを食べる風習は、日本における夏の代表的な行事として広く知られています。また、大暑の頃は「打ち水」や風鈴の音色を楽しむなど、涼をとるための昔ながらの知恵も活用されてきました。

さらに農業面でも重要な節目であり、この時期は梅雨明けの晴天を利用して梅干しの「土用干し」をしたり、稲の成長が進み、豊作への期待が高まります。

現代でも大暑は、季節の節目を意識し、猛暑を元気に過ごすための工夫を改めて見直す良い機会となっています。

 

選日

吉日
7月12日(土) 一粒万倍日
7月15日(火) 一粒万倍日
7月24日(木) 天赦日
7月24日(木) 一粒万倍日
7月27日(日) 一粒万倍日

凶日
7月8日(火) 不成就日
7月12日(土) 三隣亡
7月16日(水) 不成就日
7月24日(木) 不成就日
7月24日(木) 三隣亡
7月30日(水) 不成就日

202507

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