開運

1月の暦

2024年1月の二十四節気と選日(せんじつ)です。選日とは、暦注上において干支の組合せによってその日の吉凶を占うものであり、六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外の物の総称です。擇日(たくじつ)・撰日・雑注ともいい、吉凶を判断するための特殊な性格の日柄です。

二十四節気

1月6日(土) 小寒

小寒(しょうかん)は、二十四節気のひとつで、毎年1月6日頃に訪れる節気です。この時期は、冬の寒さが本格的になり、日本の多くの地域で最も寒さが厳しくなる前の時期を指します。小寒という名前は「まだ寒さが本格的でない」という意味を持ち、次の節気である大寒が年間で最も寒い時期を示すのに対して、小寒はその前段階を示しています。

小寒の頃には、日本の多くの地域で雪が降ることが増え、冬の風物詩として雪景色を楽しむことができるようになります。また、この時期は新年の正月休みの終わりということもあり、日常生活が再開される時期でもあります。

農作業においては、小寒の頃は畑仕事が少なく、冬の間に蓄えた食材を利用した料理や、新年の行事食を楽しむ時期となります。また、この時期には冬の野菜や魚が旬を迎え、食材の美味しさも楽しむことができます。

小寒は、冬の中でも比較的穏やかな時期であり、大寒を迎える前の一息つく時期とも言えるでしょう。


1月20日(土) 大寒

大寒(だいかん)は、二十四節気の中で最も寒さが厳しい時期を示す節気で、毎年1月20日頃に訪れます。この時期は、日本全国で冬の寒さがピークに達し、多くの地域で最低気温が年間で最も低くなることが多いです。大寒という名前は「大きな寒さ」という意味を持ち、小寒がまだ寒さの前段階を示すのに対して、大寒はその最中を示しています。

この時期には、山間部や北海道では厳しい寒波に見舞われることが多く、大雪や吹雪が発生することもあります。また、都市部でも霜柱や氷柱が見られることが増え、冷え込みが厳しくなるため、風邪やインフルエンザなどの感染症に注意が必要です。

農作業の面では、大寒の頃はほとんどの地域で畑仕事が行われない時期となります。しかし、この寒さを利用して氷点下で保存される「氷温熟成」を行う農家もあり、特にリンゴなどの果物は甘みが増すと言われています。

また、大寒の時期には冬の味覚が豊富になり、カニやブリ、寒ブリなどの魚が旬を迎えます。これらの食材を使った料理は、寒い冬の食卓を暖かく彩ります。

大寒は、冬の終わりを迎える前の最後の寒さを感じる時期として、多くの人々に親しまれています。


選日

吉日
1月1日(月) 天赦日
1月1日(月) 一粒万倍日
1月13日(土) 一粒万倍日
1月16日(火) 一粒万倍日
1月25日(木) 一粒万倍日
1月28日(火) 一粒万倍日

凶日
1月2日(火) 不成就日
1月3日(水) 三隣亡
1月7日(日) 三隣亡
1月10日(水) 不成就日
1月16日(火) 不成就日
1月19日(金) 三隣亡
1月24日(水) 不成就日
1月31日(水) 三隣亡

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