九星気学における方殺には、以下の5つの種類があります。
本命殺：これは人の本命星在泊の方位を指し、この方位に向かっての移転、旅行、建築などを忌みます。本命星の反対方位も本命的殺で凶方とされます。つまり、自分自身を滅ぼす方位と言われています。特に肉体面に影響が出やすく、病気やケガなど、健康上の災厄が起こりやすいです。
五黄殺：九星気学における遁甲盤において、「五黄土星」（ごおうどせい）という星が巡る方位を指します。五黄土星という星は、生死を司る星とされています。
暗剣殺：九星気学における遁甲盤において、「五黄土星」（ごおうどせい）という星が巡る方位の反対方位を指します。突発的な災難や事故、思いがけない予想外の出来事やトラブルが起こりやすいです。
歳破：歳破は、その年の大凶方位を示すもので、特に注意が必要な方位です。歳破の影響下にある人は、精神的なストレスや体調不良を感じやすくなります。歳破の方位には、移動や旅行、新しいプロジェクトを始めることは避けると良いでしょう。
月破：月破は、月ごとに変わる不吉な方位を指します。月破の方位は、一ヶ月ごとに移動するため、常に最新の情報をチェックし、日常生活での対策が必要です。特に大切な取り決めや契約、旅行を計画する際には、月破の方位を確認すると良いでしょう。
これら全ては、生活する上で避けたい凶方位であり、それぞれ異なる影響を及ぼします。しかし、これらは必ずしも絶対的なものではなく、適切な知識と対策を持つことで無闇に恐れる必要はありません。また、これら凶方位に呼ばれてしまう人々は、自分自身の内面に凶の要素があるとされています。そのため、これら凶方位を理解し、自己改善するきっかけとすることも重要です。
