開運

12月の暦

2023年12月の二十四節気と選日(せんじつ)です。選日とは、暦注上において干支の組合せによってその日の吉凶を占うものであり、六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外の物の総称です。擇日(たくじつ)・撰日・雑注ともいい、吉凶を判断するための特殊な性格の日柄です。

二十四節気

12月7日(木) 大雪

大雪(たいせつ)は、二十四節気の中のひとつで、冬の本格的な到来を告げる節気です。この頃には、山々は厚い雪で覆われ、低地や平野部でも雪が積もる光景が見られるようになります。
この時期には、新しい年を迎えるための準備や、「正月事始め」と称される行事が各地で始まります。家々では、新年を清々しく迎えるための掃除や飾りつけ、そしておせち料理の準備などが行われます。
食文化の面では、冬の寒さをしのぐために、温かい食事が中心となります。大雪の時期に好まれる食べ物としては、鍋料理や煮物が挙げられます。これらの料理は、家族や友人と囲むことで、体だけでなく心も温まる時間を提供してくれます。
大雪の風習や習慣は、地域や家族によって様々ですが、共通しているのは、寒さを感じながらも、新しい年を迎えるための前向きな気持ちと、共に過ごす大切な時間を大切にする心がたりであると言えるでしょう。
総じて、大雪は季節の移り変わりを象徴する節気であり、冬の到来と共に新しい年への期待と準備の気持ちが高まる時期を示しています。


12月22日(金) 冬至

冬至(とうじ)は、二十四節気の中でも特に意味深い時期とされています。これは1年間で太陽の位置が最も低く、北半球では日照時間が最も短くなる日を指し示す節気です。具体的には、太陽暦で12月22日頃に冬至が訪れます。
この時期には、太陽の力が最も衰えることから、冬の中心とも位置づけられています。そのため、冬至の日の正午時に太陽が最も低い位置にあることが特徴です。この太陽の衰えを、運気やエネルギーの最低点とみなす考え方があり、実際に冬至を境に運気が上昇するとの信仰も存在します。
日本の風習や伝統においても、冬至には特有の習慣や食文化があります。例えば、冬至に柚子湯に入ることは、風邪の予防や厄を避けるとともに、身体を温める目的で行われています。また、カボチャを食べる習慣もあるのです。これは、カボチャが冬至を境に運気を向上させる縁起の良い食材と考えられているからです。
まとめると、冬至は北半球において太陽の力が最も弱まる時期であり、この節気を通じて季節の変わり目や自然のリズムを感じ取ることができます。また、様々な風習や食文化を楽しむことで、冬の寒さを乗り越える温かさや絆を感じることができる重要な時期であると言えるでしょう。

選日

吉日
12月5日(火) 一粒万倍日
12月6日(水) 一粒万倍日
12月7日(木) 一粒万倍日
12月8日(金) 一粒万倍日
12月19日(火) 一粒万倍日
12月20日(水) 一粒万倍日
12月31日(日) 一粒万倍日

凶日
12月2日(土) 不成就日
12月10日(日) 三隣亡
12月10日(日) 不成就日
12月17日(日) 不成就日
12月22日(金) 三隣亡
12月25日(月) 不成就日

5月

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